【再入荷】ドイツ リノカットプリントのハンカチMサイズ（origami）白＆青色後染め

コットンにオリジナルのプリントが入ったハンカチです。
こちらはサイズが大きめの約40cm四方になります。

【布地の特徴】
追加でエピソードをご紹介します（23年7月）。
これらのハンカチには「レスキューハンカチ」と名前をつけているそうです。これらのハンカチは製造工場から店頭までの旅の途中で、何らかの理由で真っ白さを失ってしまったものたち。例えば、光が当たりすぎて縁の部分が黄色っぽくなってしまったり、少し折れてしまったり。「真っ白」ではないハンカチを洗ってアイロンをかける価値は卸売業者にとってはなく、そのまま廃棄になってしまうものだそうです。
ドイツのHenrikeさんはそれでもこれらのハンカチを買い取り、2回洗い、アイロンをかけ、手作りのプリントで印刷を施しました。「これらはまだ100%コットンの美しいハンカチですので、ぜひ復活のチャンスを！」
とのことです。結構SDGsなアイテムですよね。

青色のものは後染めなので少々のムラがありますが、そちらも楽しんでいただければと思います。どれも美しく淡い青色です。白はオフホワイトです。

【リノカットプリントについて】
元々はシルクスクリーンプリントをしていたドイツのHenrikeさんは、ある時シルクスクリーンの溶剤が（匂いや落としにくさの点で）扱いづらいことから、あらたに「リノカットプリント」に目覚めました。広い工場を必要としない、扱いやすいリノカットプリントで、自作のスタンプを彫って、ハンカチなどいろんな布に印刷をしています。
プリントに使用しているスタンプは全てハンドメイドです。最低でも7日間をかけて乾燥をすることで、インクを定着させています。インクの色合いはプロイセンブルーと呼ばれるもので、爽やかな紺色。ハンカチは100%コットンで、周囲に4つのラインが入っています。スタンプも、ハンカチも、一つひとつ少しずつ形などが違います。
「リノカット」は版画の一種で、リノリウム（天然ゴムやコルク等の粉末をラテックスやリノシードオイルで固めたもの）を彫刻刀や特別な道具で彫って図柄を作り、その上にインクを塗って紙に転写する技法のことを言います。主に版画や印刷の分野で利用されています。


アンケートで男性のお客さまからハンカチが欲しいというコメントを頂いていました。Cordeliaは女性向けのアイテムばかりで、もう少しなんとかしたいと思っていたので、ユニセックスに使いやすそうなデザイン、既製品に劣らぬ清潔感・キチンと感に、ユーモアやオリジナリティ、手作りの温かみが添えられているようなアイテムを探しました。お仕事などのシーンにも使えるシンプルな色だけれど、柄が見えた時に話が弾むような、そんなハンカチじゃないかなと思います。



【おまけこぼれ話】
Henrikeさんはむかし日本に2ヶ月ほど旅行に来たことがあるそうです。それ以降、日本語を勉強しているとか。日本の人たちに紹介する、と伝えたら喜ばれました。日本が好きなのでorigamiシリーズがあるんですね！


原産国：ベルリン、ドイツ
原材料：100%コットン
サイズ：約40cm×40cm、※最大2cm程度の差があります

アイロンは問題なくかけられます。ドライクリーニング、塩素系の漂白剤は避けてください。