1920series GERDA WEGENER

ゲルダ・ヴィーグナー(1886-1940)は、1920年代に「VOGUE」などの雑誌で活躍したイラストレーターです。
当時は「フラッパー flapper」と呼ばれる、自由奔放で享楽主義の新しい女性たちが街に溢れていました。まだカラー写真が普及していない時代、ファッションデザイナーの新しいコレクションはジョルジュ・バルビエ(1982-1932)やゲルダらの手によって美しいイラストに再現され、最先端のファッション誌に掲載されていました。

細部まで描き込まれた彼女のイラストは全く古さを感じさせません。当時は禁酒法の時代ですが、フラッパーはドレスの下のガーターに小瓶を挟んで、時々こっそり取り出しお酒を飲んでいました(coolすぎる!)そんなワンショットのイラストを、プロのデザイナーの手によって現代に蘇らせました。

たった数年の間に、世界恐慌によってフラッパーは一気に「古い文化」となってしまったようです。ファッションだけを見ると、まるで女性が解放された時代かのように錯覚しますが、それは形だけのものでした。現代の我々は彼女たちの一瞬の夢を生きているでしょうか? このTシャツを見てフラッパーたちがCool!と言ってくれたら嬉しいな、と思います。



Design&Art direction by: N.FUKAURA(bandicoot)

"Keyhole" T standard-white

鍵穴から覗いているようなデザイン。ドレスは一部分がピンク系の配色になっています。写真は「スタンダードTシャツ」のホワイトです(何回か着用しているので色が少しあせてます)。

"Black Square" T ringer-white

バックの黒い四角に現代的なフォントを配置したシンプルなデザイン。首と袖にフチのあるリンガーTシャツは、90年代に流行しましたが今また注目されています。

"Yellow square" T full graphic-white

Tシャツの下全面にデザインを配置したフルグラフィックTシャツ。モード&スポーティな、ジーンズにもスカートにも合わせやすい一枚。これひとつでコーディネートが完成しちゃいます。

その他のアイテム・デザインも色々あります。SUZURI Cordelia分室でご覧ください。